研究課題/領域番号 |
18K07227
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
横山 悟 富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 准教授 (90613498)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | がん遺伝子 / がん抑制遺伝子 / 悪性黒色腫 / 細胞運動 / PTEN / 腫瘍微小環境 |
研究成果の概要 |
本申請課題では、「なぜ同じ色素細胞由来の腫瘍で、がん遺伝子・がん抑制遺伝子の組み合わせ、転移臓器が異なるのか」という問いを明らかにする目的で研究を進めた。 皮膚メラノーマで見られるがん遺伝子BRAFと眼のメラノーマのがん遺伝子GNA11を導入した細胞でそれぞれ皮膚メラノーマで見られるPTENを欠損させた細胞株を樹立し、腫瘍悪性化に関わる表現型について検討した。 その結果、腫瘍増殖能・転移に関わる細胞運動能がBRAF/PTENの組み合わせの場合にのみ亢進するということを発見した。その詳細なメカニズムは現在検討中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
死因の第一位が悪性新生物であり、今回の研究課題が腫瘍の発生の根幹に迫る研究内容であることから、学術的意義や社会的意義は十分あると考えられる。 現在詳細についての検討中であり、興味深い結果が期待される。
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