研究課題/領域番号 |
18K07272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
布矢 純一 獨協医科大学, 医学部, 助教 (40466842)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | CAR-T細胞 / 疲弊 / 免疫チェックポイント / 共刺激シグナル / 転写因子 / HIV / 免疫療法 |
研究成果の概要 |
本研究計画では、CD28由来共刺激シグナルドメイン(CSSD)を有するCAR-T細胞(CD28-CAR-T細胞)がCAR-T細胞の疲弊化するのに対して、HVEM由来CSSDを有するCAR-T細胞が疲弊抵抗的な性状を示すことを明らかにした。また、これらのCAR-T細胞の解析から、①CAR-T細胞の早期疲弊状態がCAR-T細胞の増殖性に影響を与えること、②疲弊型であるCD28-CAR-T細胞では、CAR分子がクラスターを形成および持続的なトニックシグナルが発生していることが分かった。さらに、疲弊型を示すCD28-CAR-T細胞をモデル系として、疲弊回避を達成できる因子を明らかにできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、進行期造血器腫瘍で高い奏効率を示しているCAR-T細胞療法を、固形腫瘍に応用するための基盤となる成果である。疲弊CAR-T細胞の性状解析と疲弊CAR-T細胞を用いたスクリーニングから、CAR-T細胞の疲弊回避の可能性が示唆された。これは、固形腫瘍で見られるCAR-T細胞の疲弊化による不応答性を改善に役立てられると考えられる。
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