研究課題/領域番号 |
18K07398
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分51030:病態神経科学関連
|
研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
狩野 修 東邦大学, 医学部, 教授 (20459762)
|
研究分担者 |
星 秀夫 東邦大学, 医学部, 講師 (30568382)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 筋萎縮性側索硬化症 / バイオマーカー / 神経変性疾患 / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
酸化ストレスに起因する細胞死を選択的に抑制する末梢血中neuronal apoptosis inhibitory protein(NAIP)に着目し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の診断や進行及び治療薬効果の分子指標となるバイオマーカーになりうる可能性があることを示してきた。次のステップとして、神経変性疾患(ALS、パーキンソン病、アルツハイマー型認知症)患者ならびに健常者を対象に、末梢血中NAIPをタンパク質解析し、さらにNAIP-RNAの定量を行い、より簡便な方法を提示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
NAIPがALSをはじめとした神経変性疾患の診断のバイオマーカーとして確立されれば、早期診断、早期治療介入が可能になり、患者の生命予後延長のみならず、介護者を含めたQOLの向上に繋がると推測される。将来的には治療ターゲットとしてNAIPの産生を誘導する化合物が重要になり、創薬分野への新たな方向性を示すことが可能になる。
|