研究課題/領域番号 |
18K07400
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分51030:病態神経科学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
服部 聡子 (高井聡子) 藤田医科大学, 総合医科学研究所, 助教 (00415564)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 網羅的行動解析 / 大規模データ / データベース / 遺伝子改変マウス / 行動解析 / 二次利用 / オープンデータ |
研究成果の概要 |
申請者は、本研究の実施期間中、新規の遺伝子改変マウスの網羅的行動解析データを30件以上取得し、本研究で使用する大規模データの拡充を行った。また、大規模な行動解析データの管理や蓄積のため、データベースやサーバーなど、生データの保存体制を改良した。 こうしたデータ取得や整備と並行し、大規模な行動データを活用した解析を行った。個々の行動指標について、その変化量を算出し、それらの変化量の類似性を用いたマウス系統のクラスタリングを行った。プレリミナリーな結果ではあるが、マウスの行動指標の変化量というデータ駆動型の新しいマウス系統の分類方法の確立を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、申請者の所属研究室で取得した200系統以上の遺伝子改変マウスの網羅的行動解析データの整備と解析を行った。これらの大規模データはその数のみならず、ほぼ同一の施設・設備、環境、プロトコルで取得したという均質性の観点からも、他に類を見ない貴重なものとなっている。このようなデータを整備し、公開することは、様々な分野の研究者らが多様な切り口でデータを解析する機会を提供するという観点からも重要である。本研究で実施したクラスター解析のようなデータ駆動型の新しい解析方法により、疾患の病態解明や治療に関連する新しいメカニズムの発見が期待される。
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