研究課題/領域番号 |
18K07402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分51030:病態神経科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
笹栗 弘貴 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 副チームリーダー (10783053)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / プレセニリン1遺伝子 / アミロイドβ(Aβ) / γセクレターゼ / ゲノム編集技術 / 塩基編集技術 / マウスモデル / プレセニリン / アミロイドβ / 認知症 / モデルマウス / ゲノム編集 / 塩基編集 / ノックイン法 / 家族性アルツハイマー病 / Base editor / βアミロイド |
研究成果の概要 |
高齢化社会の到来により増加するアルツハイマー病(AD)の原因解明と治療法の確立は喫緊の課題である。プレセニリン1(PSEN1)遺伝子変異は家族性ADの原因となることが知られている。最新のゲノム編集技術により複数の変異Psen1マウス系統を作製し解析した結果、アミロイドβの生体内での産生パターンは既報の培養細胞系におけるパターンとは異なることが判明した。また、変異Psen1マウスと当研究室で過去に作製した次世代型ADマウスを交配することにより、早期からヒトAD患者によく類似した病理を呈する優れたADモデルマウスを作製することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会を迎えている日本において、アルツハイマー病(AD)患者は増加の一途をたどっており、患者や介護者のウェルビーング、介護離職、医療費や介護費増大など様々な社会問題を引き起こしている。本研究課題では、疾患モデルの特徴を明らかにし、更に早期からヒトAD患者によく類似した病理を呈する優れたモデルを作製することに成功した。これらの成果は、今後のADの病態理解および新規治療法の確立に大きく貢献することが期待される。
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