研究課題/領域番号 |
18K07426
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
馬原 孝彦 東京医科大学, 医学部, 客員教授 (70266477)
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研究分担者 |
秋元 治朗 東京医科大学, 医学部, 教授 (10212440)
羽生 春夫 東京医科大学, 医学部, 特任教授 (10228520)
清水 聰一郎 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (10385031)
平尾 健太郎 東京医科大学, 医学部, 講師 (40516639)
河野 道宏 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (50718707)
橋本 孝朗 東京医科大学, 医学部, 准教授 (60266517)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 血管性認知症 / 脳血管障害 / 頚動脈プラ-ク / オ-トファジ- / Beclin1 / 14-3-3蛋白 / HMGB1 / リン酸化TDP-43 / オートファジ- / Rubicon / beclin1 / BRCA1 / 脳動脈硬化 / 頸動脈プラ-ク / オートファーゴソーム / TDP-43 / Beclin-1 / 14-3-3タンパク / マクロファ-ジ / 動脈硬化 / 内頚動脈プラ-ク / 分子制御された細胞死 / 認知症 / 分子制御細胞死 / TDP-43 |
研究成果の概要 |
認知症と脳血管障害は高齢者の2大神経疾患。その真の病態は神経細胞死で「オ-トファジ-」も関与。オートファジーは細胞が自身内の不要蛋白質などを分解再利用する作用。Beclin1に14-3-3蛋白が結合するとオ-トファジ-は抑制され、HMGB1との結合で活性化する。新知見である、ヒト頚動脈プラ-ク/脳動脈硬化巣でのBeclin1局在を確認し、14-3-3蛋白、HMGB1との共局在も確認。Beclin1の制御はオートファジ-制御に関与しうる。 前頭側頭型認知症の原因蛋白TDP-43の内頚動脈プラ-ク・脳動脈硬化巣・慢性期脳梗塞での局在(新知見)、14-3-3蛋白、HMGB1との共局在(新知見)を確認。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症と脳血管障害は高齢者の2大神経疾患である。認知症の真の病態は大脳皮質神経細胞死で、脳梗塞では虚血性神経細胞死である。よって両疾患の本質的治療ターゲットは神経細胞死抑制である。最近「オ-トファジ-」の神経細胞死への関与が指摘された。Beclin-1に14-3-3蛋白が結合するとオ-トファジ-は抑制され、HMGB1との結合で活性化する。3物質の共局在の知見はこれまでにないが今回確認した。Beclin1の制御はオートファジ-制御に寄与しうる。 前頭側頭型認知症の原因蛋白のひとつであるの脳動脈硬化巣と慢性期脳梗塞での局在を確認した。これは血管性認知症の治療法開発に寄与する
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