研究課題/領域番号 |
18K07433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
宮本 泰豪 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 研究所分子生物学部部長 (90322742)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腫瘍マーカー / 糖鎖 / 質量分析 |
研究成果の概要 |
本研究では、我々が見出した異性体を含む多種類の糖鎖腫瘍マーカー群を、質量分析の Selected reaction monitoring (SRM)法により、高精度、高感度、多項目同時測定する技術の確立を目指した。使用するHPLC、配管径、用いるカラム、溶媒、溶出条件など様々なパラメーターを検討した。その結果、多項目同時測定可能な条件を見出すことができた。数種類の糖鎖混合物を用いて精度、感度の確認も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、腫瘍マーカーの測定はすべて抗体を用いるELISA法が利用されている。ELISA法では、複数のマーカーを同時に測定することは困難で、個々のマーカーを別々に測定している。そのため、2-3種類のマーカーを選択している。一方、SRM法では多項目を同時に測定することが可能であり、今回の研究で、我々が見出した糖鎖腫瘍マーカー群を多項目同時に測定する方法を確立した。臨床検査において、腫瘍マーカー群のELISAと並ぶ測定方法になると期待される。
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