研究課題/領域番号 |
18K07437
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
平山 暁 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (20323298)
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研究分担者 |
植田 敦志 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (00708448)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 牛車腎気丸 / 桂枝茯苓丸 / 毛細血管 / 細動脈 / 血流速度 / 一酸化窒素 / 補腎剤 / 抗酸化効果 / ライブイメージング / 微小循環 / 酸化ストレス / 一酸化窒素合成酵素 / 電子スピン共鳴 / 多種ラジカル消去活性測定(MULTIS) / MULTIS / 漢方 / 東洋医学 |
研究成果の概要 |
本研究では,単独では抗酸化効果の弱い牛車腎気丸の生体保護機序を,代表的な駆お血剤である桂枝茯苓丸との対比による血流改善効果からライブイメージングにより解析し,漢方臨床における証の差の科学的解明を行った. 桂枝茯苓丸は細動脈への効果が強く,速効性の血管径拡張効果が認められ,一酸化窒素(NO)依存性であった.一方,牛車腎気丸は,緩徐に発現する毛細血管領域での血流速度増強が主効果であり,NOをむしろ抑制した.これらの結果は,証に基づく古典的な漢方治療選択の背景に,標的血管の差異やNO依存性が存在することを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本漢方の実臨床では,証に基づく処方選択が為される.この経験則に基づく治療方針の有用性は幅広く認知されているが,現代薬理学的な証明は少ない.本研究成果は,牛車腎気丸および他の駆お血剤に関する経験的な随証治療にに対し,現代科学的な論拠を与えるものである.
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