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モノクローナル抗体を利用した新規抗てんかん薬濃度測定法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K07487
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関長崎国際大学

研究代表者

大磯 茂  長崎国際大学, 薬学部, 教授 (40513106)

研究分担者 仮屋薗 博子  長崎国際大学, 薬学部, 教授 (20437958)
森永 紀  第一薬科大学, 薬学部, 教授 (60465771)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード薬物濃度測定法 / モノクローナル抗体 / ドットブロット法 / ラコサミド / ナイロン膜 / ドットブロット / 抗てんかん薬 / ビガバトリン / ペランパネル / ELISA / 血中濃度
研究成果の概要

抗てんかん薬ビガバトリンおよびラコサミドのELISA法を確立すべく両薬物のモノクローナル抗体作製を行った。ビガバトリンは抗体価上昇がみられなかった。ラコサミドでは抗体価上昇が認められ、ラコサミドによる競合反応も観察されたが、その後の細胞融合によるモノクローナル抗体の単離には至らなかった。
一方、別の研究目的であるモノクローナル抗体を用いたドットブロット法による薬物濃度測定法の確立については、すでに保有していたダビガトランのモノクローナル抗体を用いて検討を行い、ナイロン膜を用いた高い精度の測定法の開発に成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により開発に成功したナイロン膜を用いたドットブロット法による薬物濃度測定法は、HPLCやLC-MSとは異なり高額な機器を必要とせず、簡便な操作により薬物濃度を高感度に測定可能とする手法である。また指先穿刺等で得られる微量の検体で測定可能であり、検体採取において医師や看護師による採血を必要としないことから薬局等において薬剤師が患者から直接検体を得て行う薬物濃度測定法として利用でき、医薬品適正使用のさらなる推進につながることが期待できる。薬物毎に特異的に反応する抗体を必要とするが、基本とする原理は他薬物にも応用でき、汎用性が非常に高い測定法と考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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