研究課題/領域番号 |
18K07495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52020:神経内科学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
瀧山 嘉久 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (00245052)
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研究分担者 |
高 紀信 山梨大学, 大学院総合研究部, 臨床助教 (00622557)
一瀬 佑太 山梨大学, 大学院総合研究部, 臨床助教 (90644782)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 遺伝性痙性対麻痺 / 遺伝子 / 分子病態 / UBAP1 / SPG80 / ALDH18A1 / REEP2 / VPS13D / エンドソーム |
研究成果の概要 |
Hereditary Spastic Paraplegia (HSP) の新規原因遺伝子として、欧米施設とは独立にUBAP1 (SPG80) をはじめて同定した。UBAP1変異によるエンドソームの機能低下が、HSPを起こす分子機序であると考えられた。さらに、我々はUBAP1のノックインマウスを作成し、ノックインマウスではヒトと同じ痙性対麻痺の表現型をとることを見出した。その他、SPG4、SPG5、SPG9B、SPG11、SPG15、SPG57、SPG72、PLA2G6、VCP、AP-4 associated HSPについて臨床・分子遺伝学的検討を行い、論文報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、オールジャパン研究体制であるJapan Spastic Paraplegia Research Consortium (JASPAC) を通して新規原因遺伝子UBAP1 (SPG80) の同定を行うことができた。日本から世界に向けて新しい情報を発信できたことは、学術的意義が大きいと思われる。さらに我々は、UBAP1ノックインマウスの作成を行ったが、本マウスは、今後の薬剤スクリーニングに動物モデルとして使用することができるので、SPG80の疾患修飾療法の開発に大いに役立つことと思われる。
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