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医療観察法の対象とならなかった重大触法事例に関する調査

研究課題

研究課題/領域番号 18K07547
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

五十嵐 禎人  千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 教授 (40332374)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード触法精神障害者 / 心神喪失者等医療観察法 / 司法精神医学 / 司法精神医療 / 精神鑑定 / 精神保健福祉法 / 刑事責任能力 / 刑事法
研究成果の概要

重大な他害行為を行い一般の精神科病棟に入院し、治療にあたった精神科医が医療観察法による医療が適切と考えたにもかかわらず、医療観察法の申立てが行われない事例(医学的医療観察法非導入事例)を収集し、その実態を明らかにした。収集した事例をもとに作成した架空モデル事例の治療・処遇に関する精神科医の意見を調査し、現在の医学的医療観察法非導入事例に対する治療・処遇体制は、不十分であると考える精神科医が多いことを明らかとした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、重大な他害行為を行い一般の精神科病棟に入院し、治療にあたった精神科医が医療観察法による医療が適切と考えたにもかかわらず、医療観察法の申立てが行われない事例に関する初めての全国規模の調査である。調査結果は、我が国における医療観察法施行後の触法精神障害者の処遇制度の在り方を検討していくうえでの基礎資料であり、学術的・社会的にもその意義は高いものと思われる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2019

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 責任能力の判定と処遇のためのアセスメント 刑事責任能力鑑定と医療観察法鑑定をめぐって2022

    • 著者名/発表者名
      五十嵐禎人
    • 雑誌名

      司法精神医学

      巻: 17 ページ: 24-32

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 出院者の支援に関するクライシスプランを用いた実践事例2022

    • 著者名/発表者名
      東本愛香,西中宏吏,野村照幸,五十嵐禎人
    • 学会等名
      第18回日本司法精神医学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 触法精神障害者の精神保健システムへの移送を考える2019

    • 著者名/発表者名
      五十嵐禎人
    • 学会等名
      全国自治体病院協議会 精神科特別部会第57回総会・研修会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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