研究課題/領域番号 |
18K07555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
梁瀬 まや 京都大学, 学生総合支援機構, 講師 (30760780)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 摂食障害 / 窃盗 / 万引き / 精神鑑定 / 矯正施設 / 多国間比較 / 司法精神医学 / 海外視察 / 累犯 / 再犯防止 |
研究成果の概要 |
当初の研究計画では矯正施設と連携して調査を行いながら、他国の運用についても検証することを目指していた。しかし、新型コロナウイルスパンデミックによる感染対策のための行動制限下、計画の遂行は困難となった。文献調査等を進めながら、研究計画の見直しを図ったが、当初予定していた研究計画の中心は頓挫したまま期間終了を迎えざるを得なかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
摂食障害に罹患する患者の中に、窃盗(万引き)に及ぶ者がいる。反復して繰り返す窃盗は、実刑につながり、年単位で刑務所に収容されるが、その治療対応の難しさ、処遇困難さが、現場で問題となっている。習慣的に窃盗を繰り返し、拘禁刑を終えても再犯が止まない事例には、より効果的な介入策・治療プログラムが望まれるが、病態の理解・評価、犯行との関連性や影響性は明らかでなく、実務者間で議論が重ねられている。諸外国でも先行研究は乏しく、実態解明と処遇策の検証が望まれるテーマである。
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