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認知機能と報酬予測機能の安静時fMRI指標開発とうつ状態バイオタイプ同定への応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K07563
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関広島大学

研究代表者

岡田 剛  広島大学, 医系科学研究科(医), 准教授 (10457286)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード安静時fMRI / 認知機能 / 報酬予測 / 背外側前頭前野 / 脳機能的結合 / うつ病 / バイオタイプ / 遂行機能 / 機能的結合 / うつ状態 / 反芻思考 / fMRI
研究成果の概要

うつ病で異常が示唆されている認知機能や報酬予測機能に関わる背外側前頭前野や線条体の賦活機能の個人差を、前頭前野、基底核、デフォルトモードネットワークなどに主に重み付けされた安静時fMRI脳領域間機能的結合データにより予測できることが示唆された。うつ病患者と健常者を対象に安静時fMRI脳領域間機能的結合を用いたクラスタリング解析を行ったが、クラスターの間で臨床的特徴に有意差は得られず、今後更なるデータの蓄積と方法論の改善を重ねる必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで主に賦活課題を用いたfMRIをうつ病の病態把握に応用し、うつ病の病態と関連する脳機能変化を明らかにしてきた。一方、これらの所見は個人差が大きくうつ病の異種性が示唆された。また、賦活課題を用いたfMRIは患者への負担が大きくモチベーションの影響を受けるなどの限界もあった。本研究では、うつ病でみられる脳機能変化を反映する安静時fMRI所見を同定し、うつ病の異種性を考慮した研究に応用するための予備的な結果を得ることができた。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021 2019 2018

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] うつ病における安静時脳内報酬系ネットワークの変化2021

    • 著者名/発表者名
      森 麻子、岡田 剛、横山 仁史、高村 真広、高垣 耕企、市川 奈穂、吉野 敦雄、岡本 泰昌
    • 学会等名
      第43回日本生物学的精神医学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 脳画像研究からみたうつ病の病態理解2019

    • 著者名/発表者名
      岡田剛
    • 学会等名
      第115回日本精神神経学会学術総会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] うつの報酬予期障害に関する 脳機能画像研究2019

    • 著者名/発表者名
      森 麻子、岡田 剛、岡本 泰昌
    • 学会等名
      第41回日本生物学的精神医学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] うつ病の神経回路~fMRI を用いた診断・治療法開発の試み~2018

    • 著者名/発表者名
      岡田剛
    • 学会等名
      平成30年度生理研研究会 『情動研究会』
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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