研究課題/領域番号 |
18K07570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
高橋 隼 和歌山県立医科大学, 医学部, 非常勤講師 (10508021)
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研究分担者 |
鵜飼 聡 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (80324763)
辻 富基美 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (10347586)
石田 卓也 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (10549728)
山田 信一 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70549716)
山本 眞弘 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (80423937)
坂本 裕司 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20535497)
上西 優介 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20648464)
奥平 和也 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70644087)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 脳部位間結合性 / オメガ3脂肪酸 / 統合失調症 / 気分障害 / 認知機能 / 社会機能 / オメガ3脂肪酸 / 脳画像 |
研究成果の概要 |
本研究では、オメガ3脂肪酸と脳部位間結合性に着目して統合失調症と気分障害における認知機能障害の病態生理を解明し、さらに認知機能障害と社会機能、QOLとの関連を明らかにする。2021年3月時点で約160名のリクルートとデータ収集を終了し、最終年度前年度応募研究課題の採択に伴い本課題の研究期間は終了した。画像研究の成果としては、統合失調症における運動療法による脳皮質厚の変化、統合失調症、うつ病、躁うつ病の3疾患に共通する脳白質神経障害と認知機能障害の関連、統合失調症における脳部位間機能的連絡と認知機能の関連を論文発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
統合失調症と気分障害(うつ病、躁うつ病)は、有病率が高く、社会活動の障害の大きな要因となる重要な疾患であるが、その病態生理はいまだに解明されていない。精神疾患において認知機能障害は社会機能予後と大きく関連するとされているが、薬物療法を中心としたこれまでの治療法は主に幻覚妄想や気分症状を標的としており、認知機能障害に対する有効な治療は確立していない。本研究で統合失調症と気分障害における認知機能障害の生物学的基盤が明らかになれば、脳部位間結合性に着目した脳刺激療法などの新たな治療法の開発につながることが期待される。
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