研究課題/領域番号 |
18K07599
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
毛利 健太朗 神戸大学, 保健管理センター, 助教 (00642125)
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研究分担者 |
菱本 明豊 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (50529526)
朴 秀賢 神戸大学, 医学研究科, 講師 (60455665)
大塚 郁夫 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (40722880)
高橋 健太郎 神戸大学, 保健管理センター, 助教 (30379367)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 若年者 / 自殺 / テロメア長 |
研究成果の概要 |
自殺ハイリスク学生/健常学生に対し、末梢血テロメア長測定及び自殺企図の有無の確認、HAMD17・SRS18・C-SSRSといった心理学的検査を施行した。若年自殺行動者群において、Infinium Human Methylation 450K BeadChipの網羅的DNAメチル化解析(MWAS)データ由来のテロメア長が短縮している知見を見出した。またテロメア動態とも関連がある長寿遺伝子Sirtuin1の遺伝子多型が中高年女性の自殺リスクに寄与する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コロナ禍の影響などもあって、大学生の自殺を含む若年者自殺の現状はより深刻化しており、若年自殺リスクの客観的な生物学的指標の知見獲得が強く望まれている。申請者らは本研究の対象者を含む若年自殺行動者群において、MWASデータ由来の末梢血テロメア長が健常群に比して有意に短縮しているという知見を得ており、今後さらなる学生のサンプルサイズ増加により知見確立に挑む。本成果はInfinium Human Methylation 450K BeadChipという市販のアレイ(世界共通のプラットフォーム)での知見のため、将来的な臨床応用に非常に有利であると考える。
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