研究課題/領域番号 |
18K07612
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
小高 文聰 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10349582)
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研究分担者 |
松田 勇紀 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (10726540)
鬼頭 伸輔 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (20406987)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 治療抵抗性うつ病 / rTMS / default-mode network / salience network / 島皮質 / 反復経頭蓋的磁気刺激療法 / 安静時機能的MRI / アンヘドニア / 認知機能障害 / 顕著性ネットワーク / ドパミン / effort discounting / 大うつ病性障害 / 反復経頭蓋磁気刺激療法 / 労力による価値割引 / 機能的結合度 / 機能的MRI |
研究実績の概要 |
今年度は昨年度に引き続き、rTMS前後の治療抵抗性うつ病患者のMRデータ取得を継続し、予備解析を進めた。現在のところ20例のデータ取得を終了しており、予備解析を行っている。機能的結合度の解析ツールであるCONNを用いた、少人数のアドホック解析では、0週と6週のdefault mode networkでは左の前/後島皮質の機能的結合の低下が、salience networkでは左線条体から島皮質にかけての機能的結合が低下する傾向が認められたが有意な群間差は認めなかった。この点について例数を増やし検討する必要があったが、前処理の過程で安静時機能的MRI(rs-fMRI)のblood oxygenation level dependent(BOLD)データにおいて、DICOM画像データの治療前後の位相画像の分割方法がうまく処理ができておらず、ボリュームデータが不完全になっていることが判明した。そのため、DICOMデータの管理ツールを変更し、Quality controlを再度行った後、dcm2bidsを用いたシェルスクリプトを作成し、Brain Imaging Data Structure(BIDS)に準拠した形のデータセットを再度作成した。このデータセットから収集したniftiファイルをもとに、再度CONNによるtriple network modelを中心としたアドホック解析を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
データセットの作成段階で問題が生じ、再解析となっている。 先行研究からは頑健な結果を示すには25-30例程の例数が必要であるがまだ達していない。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度も引き続き、例数を増やす方針とする。 再解析に関しては、前期でアドホック解析を終了させる。
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