研究課題/領域番号 |
18K07622
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
岩野 弘幸 北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (50622354)
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研究分担者 |
横田 卓 北海道大学, 大学病院, 特任講師 (90374321)
納谷 昌直 北海道大学, 大学病院, 講師 (20455637)
安斉 俊久 北海道大学, 医学研究院, 教授 (60232089)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 心不全 / 運動負荷試験 / 心エコー図検査 / 運動負荷 / 慢性心不全 / 運動耐容能 / 運動負荷心エコー検査 |
研究成果の概要 |
運動耐容能の低下は心不全の主症状であり、左室駆出率の保たれた心不全(HFpEF)には、左室に明らかな器質的異常のないフェノタイプが認められるが、この病態における運動耐容能の規定因子は明らかではない。そこで、この病態における運動耐容能低下の機序を、運動負荷心エコー法ならびに心臓MRIを用いて検討した。 49例の左室肥大をかくHFpEF症例で心肺運動負荷試験、運動負荷心エコー検査、造影心臓MRI検査を行い、運動耐容能の規定因子を検討したところ、運動時の左室拡張能指標ではなく、運動誘発性肺高血圧ならびに右室-肺動脈カップリングの崩れが運動耐容能と関連していることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
左室肥大のないHFpEFにおける運動耐容能低下の意義を明らかにできたことで、発症早期あるいは直前のHFpEFにおける治療ターゲットを提示することができたものと考えられる。 また、心臓MRIにおける心筋線維化指標が、実際の左室拡張障害と関連しなかった原因は、今後さらなる検討により明らかにされることが期待される。
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