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薬剤増感による粒子線がん治療法の物理生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K07628
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

島田 博文  群馬大学, 重粒子線医学推進機構, 助教 (10414575)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード医学物理 / 粒子線治療 / 放射線治療 / 増感剤 / 放射線化学 / 癌 / 重粒子線治療 / 炭素イオンビーム / 炭素イオン線治療 / 医学物理(学) / 放射線生物
研究成果の概要

粒子線及び光線力学的療法(Photodynamic Therapy: PDT)用薬剤の粒子線照射で発生する活性酸素種との相乗効果を利用することによって選択的かつ集中的に腫瘍組織を攻撃することを特徴とした低侵襲な治療システムを構築することを目的とした。
本研究課題の具体的な目的は,PDT用薬剤の水溶液系において粒子線照射による活性酸素種の同定や発生効率,放射線分解物分析等の放射線化学的な知見を得るとともに,主な分解性生物についての毒性を明らかにした。さらに,腫瘍培養細胞を用いて粒子線とPDT用薬剤の粒子線照射により発生する活性酸素種に対する致死効果を調べ,PBDT法の有効性を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

粒子線のみでも従来の治療法と比較して低侵襲で十分な治療効果が認められているが、本研究成果により薬剤による相乗効果によって粒子線の線量を低減させることが期待される。それによって、悪性腫瘍への治療効果の増大のみだけでなく、正常組織の線量を低減させることが可能なため、有害事象を低減させることも併せて期待される。
本治療法が確立されると、さらなる低侵襲な治療を提供することが可能になる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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