研究課題
基盤研究(C)
肝悪性腫瘍を対象に申請者が開発した3D sim-Navigatorにおいて焼灼シミュレーション機能E-fieldを開発し、これを活用した局所療法手技を開発した。またVPNを活用し他院とのカンファレンスを行い、遠隔での治療実現に向けた基盤を作ることが目標であった。シミュレーション機能については焼灼範囲予測をほぼ正確に行えることを治療後CTより確認した。ICTを活用した基盤整備について、コロナ禍の中ネットワーク整備が困難を極めたが30病院とのVPN接続によるICT活用が可能となった。これにより遠隔診療の基盤が整備できた。今後これを活用し多くの医師が参画できる治療システムを構築する予定である。
本研究で開発したE-fieldをはじめとした治療システムにより主観的な超音波画像システムにおいても客観的な治療シミュレーション、治療効果判定が可能になった。特に2次元断面でしか評価できなかった治療範囲が3次元的に容易に評価可能になったことは意義が大きい。さらにVPNによりネットワーク接続を行い学習効果やコロナ感染対策を行えたことも大きいと考えられた。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)
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