研究課題/領域番号 |
18K07646
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
古徳 純一 帝京大学, 医療技術学部, 教授 (70450195)
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研究分担者 |
芳賀 昭弘 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (30448021)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Mixed Reality / モンテカルロシミュレーション / 線量計算 / リアルタイム / Virtual Reality / IVR / リアルタイムモンテカルロシミュレーション / 放射線被ばく / モンテカルロ線量計算 / 複合現実 / 仮想現実 / モンテカルロ / VR |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,インターベンショナルラジオロジー(IVR)の分野における被ばくのリアルタイムでの線量管理である.IVRは,広く動脈などの手術に用いられているが,使用する線量が,放射線診断などに比べて圧倒的に高いにもかかわらず,人間には放射線を知覚できないためか,患者のみならず,術者の被ばく線量も高い傾向にあるという問題がある.そこで,リアルタイムモンテカルロシミュレーションの技術を用いて推定した患者のリアルタイム被ばく線量と空間線量を,術者の視野内にヘッドマウントディスプレイを通じて映し出す,IVR用の複合現実線量可視化システムのプロトタイプを完成させた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IVRにおける被ばく線量は,術者の手技によって大きく異なる.しかしながら,放射線は元来人間に知覚できない故に,勘と経験に頼る面が大きく,結果として被ばく量が増大するという結果になっている.リアルタイムに線量を把握しながら,手技を進めることができるような装置を作ることができれば,IVRの被ばくを著しく低減することが可能になるだろう.
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