研究課題/領域番号 |
18K07663
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田村 元 東北大学, 医学系研究科, 名誉教授 (20333817)
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研究分担者 |
神宮 啓一 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00451592)
麦倉 俊司 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (20375017)
大田 英揮 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40586905)
木下 俊文 秋田県立循環器・脳脊髄センター(研究所), 放射線医学研究部, 副病院長 (70314599)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 微小流体ファントム / 拡散係数 / 緩和時間 / 腎機能 / 拡散強調画像 / MRI / 酸素代謝 / 血液酸素飽和度 / 尿細管 / 腎血液量 / 血液量 / 血流評価 / IVIM / Diffusion / blood oxygenation |
研究成果の概要 |
MRI 拡散強調画像を用いて、体内の血流や酸素代謝を評価できないかを検討した。基礎的な研究として、体内の血流を模した新しいファントム (MRI用の実験装置) を世界で初めて作成することができた。人を対象にした研究では、関連する脳や腎の拡散画像データの性質を明らかにした。血液の酸素飽和度は、まだ確実に得られると言える段階ではないが、データのノイズの影響を抑えるために複数の撮像条件を工夫して組み合わせることが必要と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
虚血性疾患や腫瘍性疾患の診断や治療において、体内の血流や酸素代謝の評価が有用である。そのためには、これまで、放射性同位元素や造影剤の体内注入が必要とされてきた。この研究では、薬剤注入をせずに、MRI 拡散強調画像を用いて、それらを評価できないかを検討した。基礎的な研究として、体内の血流を模した新しいファントム (MRI用の実験装置) を作成することができた。今後のMRI診断の基礎として利用されることが期待される。
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