研究課題/領域番号 |
18K07676
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
犬伏 祥子 (カリヤ) 神戸大学, 医学研究科, 特命講師 (60585959)
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研究分担者 |
佐々木 良平 神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (30346267)
宮脇 大輔 神戸大学, 医学部附属病院, 特命准教授 (30546502)
吉田 賢史 神戸大学, 医学部附属病院, 特命准教授 (80351906)
下野 洋平 藤田医科大学, 医学部, 教授 (90594630)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | エクソソーム / 放射線 / miRNA / 細胞外小胞体 |
研究成果の概要 |
放射線に暴露されたがん細胞の細胞間コミュニケーションのメカニズムまこれまで不明であった。そこで我々エクソソームに着目し,照射および未照射の細胞から分泌されるエクソソーム内に含まれるmiRNAの比較検討を実施した。結果いくつかのmiRNAに変化が見られた。さらに、miR-6823-5pがSOD1(Superoxide dismutase)を阻害し、それに伴い細胞内ROSの発現上昇およびDNA損傷を引き起こすことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はエクソソームを利用した放射線増感剤の開発のための基礎研究である。これまで放射線増感剤の研究は多くなされてきたが、臓器ターゲティング効果という点で多くの問題があった。本研究により、エクソソームを利用した新たな放射線増感剤の開発に向けた大きな一歩となり得ると言える。
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