研究課題/領域番号 |
18K07681
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
田中 賢一 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (10635824)
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研究分担者 |
杉元 幹史 香川大学, 医学部, 教授 (10243768)
久冨 信之 香川大学, 医学部, 准教授 (20552045)
山本 由佳 香川大学, 医学部, 准教授 (30335872)
西山 佳宏 香川大学, 医学部, 教授 (50263900)
則兼 敬志 香川大学, 医学部, 助教 (90623223)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨転移 / 前立腺癌 / 定量評価 / F-18 NaF / 骨シンチグラフィ / 去勢抵抗性前立腺癌 / 223Ra |
研究成果の概要 |
前立腺癌骨転移の検索に骨シンチグラフィと18F-NaF PETを施行し、両検査の集積を比較検討した。異常集積部位を視覚的に評価し、また半定量的指標として骨シンチグラフィでBUV、18F-NaF PETでSUVを計測した。骨転移の描出には18F-NaF PETが小さな骨転移の描出に優れた。半定量的指標のBUVはSUVと比べて低値を示したが、両者には相関が得られ(p<0.001)、SUVと同様にBUVも有用なツールである可能性が考えられた。内照射前後の骨バイオマーカー(SUVとBUVなど)評価では、治療前の骨転移量を評価することで、治療効果予測の可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨転移を評価する核医学画像診断として骨シンチグラフィと18F-NaF PETがある。PET検査の利点は視覚的評価に加え、定量評価が行えることである。骨転移の画像バイオマーカーとして18F-NaF PETを用いたSUVがある。骨シンチグラフィによるBUVは18F-NaF PETのSUVと相関を示し、有用な画像バイオマーカーの可能性が示された。前立腺癌の骨転移量を定量評価することで、病変の活動性や治療効果の評価に有用である可能性が示唆された。
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