| 研究課題/領域番号 |
18K07689
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
|
|---|
| 研究機関 | 福島県立医科大学 |
|---|
研究代表者 |
高橋 和弘 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (20370257)
|
|---|
| 研究分担者 |
松坂 陽至 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00594483)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
|---|
| キーワード | [Ga-68]Ga標識スズコロイド / [Ga-68]標識スズコロイド / Ga-68標識スズコロイド / PET / クッパー細胞 / 貪食能 / 68Ga標識スズコロイド / Ga-68 colloid |
|---|
| 研究成果の概要 |
本研究では、初年度と次年度でGa-68標識スズコロイドの適切な作成条件を探索し、常温で簡単に標識できることを確認した。また、混ぜる試薬の濃度によってコロイドのサイズが変わることも明らかにした。作成したGa-68標識スズコロイドを小動物に投与し小動物用PETで撮像することで、生体内動態を評価した。クッパー細胞除去モデル動物に投与することで、肝クッパー細胞に特異的に貪食されることが分かった。また、NASH（非アルコール性脂肪肝炎）モデルラットに投与して肝臓内分布の変化を検出した。本研究成果は核医学の国際学会誌に採択、掲載された。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で世界で初めて開発したGa-68標識スズコロイドにより、今までシンチグラフィやSPECT（単光子放出断層撮像）で行われていた肝クッパー細胞機能を、より分解能と定量性の高いPET（陽電子放射断層撮影）で評価することが可能になった。本研究により、より精度を高く肝クッパー細胞機能を生体内で評価できるようになり、肝臓の多くの疾患の病態解明に貢献する可能性がある。
|
