研究課題/領域番号 |
18K07691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
鈴木 通真 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (20534811)
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研究分担者 |
寺西 功輔 順天堂大学, 医学部, 准教授 (80384105)
山本 宗孝 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (50338414)
大石 英則 順天堂大学, 医学部, 教授 (60255685)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | UTE / 頭蓋内ステント / Woven EndoBridge(WEB) / MR angiography / サイレントMRA / UTE-MRA / ファントム / 脳動脈瘤治療 / 金属アーチファクト / コイル / ステント / 磁化率アーチファクト |
研究実績の概要 |
まず、研究協力者の赤津俊哉氏とともに、新規デバイスがどのように描出されるのかを確認した。PIPELINEステント、Enterprise2、Surpas、Woven EndoBridge(WEB)がどのように観察されるか、WEBデバイスをTOF-MRAとUTE-MRAを撮像した。flowファントム無しで水道水に満たした状態での撮像が行われた。 分解能の影響が大きくTOF-MRAの方が観察しやすいように思われた。動態組織が無いため背景信号をかなり持ち上げているが、静置下ではTOF-MRAではWEB内信号があるように思われた。 水道水での環境は、Gd負荷生理食塩水とも環境が異なるため、このための再検は必要と考えられた。また、流体ファントムでの4D-MRAについては、次回の研究撮影時の課題とすることとなった。
また、臨床面では「頭蓋内動脈瘤のWoven EndoBridge塞栓術後の経過観察における Ultrashort TE 4D-MR Angiographyの有用性: 症例報告」で発表を行った。(2023.1.12-13幕張、第46回日本脳神経CI学会総会にて発表)。評価の結果として、今回の2症例は完全閉塞症例であり,WEBマーカー付近の描出能はUTEで向上した。考察の過去文献にて不完全閉塞症例において,血管造影とMRAで乖離報告があった。WEB内血流信号の描出の可能性について次回への課題としてまとめた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究で利用可能な、UTE-MRAを撮影できる装置は1台のみとなっており,COVID-19関連でその他の多くの研究の皺寄せを受けているために、頻回の集合ができにくい状態となっている。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19感染症が5類感染症に格下げされたことで、施設への移動が簡便となった。 2ヶ月位1度程度のファントム実験を計画している。
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