研究課題/領域番号 |
18K07734
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
山田 隆之 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (30302144)
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研究分担者 |
印牧 義英 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (40318944)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 乳癌 / 乳腺組織 / 濃度 / CT / 乳腺濃度 / 乳腺 |
研究成果の概要 |
乳癌患者150例と非乳癌患者100例において、非乳癌患者と乳癌患者の乳腺CT値に特に有意差は認められなかった。ただし、乳癌患者の術前CTでは基本造影CTしか施行されておらず、術前の単純CTにて乳腺濃度を測定できる症例は少数であった。そのため、術後のホルモン療法の乳腺濃度に対する影響を完全には排除できなかった。乳腺組織自体の濃度に明らかな差は認められないと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳癌患者と非乳癌患者において、乳腺CT値に特に有意差は認められなかった。ただし、乳癌患者に対する術後ホルモン療法の乳腺濃度に対する影響を完全には排除できなかった。乳腺組織自体の密度(濃度)が乳癌のリスクになっているという結果は得られなかった。マンモグラフィで行われている乳房に占める乳腺組織の体積比がパラメータとして、重要かもしれないが、CTを用いてその全スライスから体積比を求めることは、撮像ポジションを考えると難しい。簡便な計測法の検討が必要と考えられた。
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