研究課題/領域番号 |
18K07745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
扇田 真美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60779784)
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研究分担者 |
山下 英臣 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70447407)
今江 禄一 東京大学, 医学部附属病院, 副診療放射線技師長 (80420222)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 定位放射線治療 / ハイドロゲルスペーサー / 線量増加 / スペーサー |
研究成果の概要 |
前立腺癌における体幹部定位放射線治療(SBRT)に、直腸の高線量被ばくを低減させるハイドロゲルスペーサーを併用することで、有害事象を増やさず線量増加が可能であるかを明らかにするため前立腺癌SBRT第1相線量増加試験を実施した。42.5Gyから開始し最終段階の47.5Gyまで線量を増加できた。 またスペーサーにより治療時に問題となる臓器移動を抑制できるかを検証するため、リアルタイムに照射中の前立腺の動きを観察できるClarity 4D ultrasound systemを用いて解析をした。スペーサにより照射中の前立腺の動きは抑制はされず大きくなる傾向にあったが、臨床的に許容できる程度であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ハイドロゲルスペーサーを用いることにより安全に線量増加を行うことができることが確認できた。本研究は第I相試験のため安全性の評価を目的としたため、次のステップとして、線量を増加することが前立腺癌の治療効果を向上させることができるかを検証する必要がある。安全で治療効果の高い治療手法が確立すれば、前立腺癌患者の治療成績向上が期待され、学術的・社会的意義は大きいと考える。 また、スペーサーによる前立腺癌の移動抑制効果は示されなかったが、治療の対象となる精嚢の動きは検証できていない。今後精嚢の動きへの影響について調べていきたいと考えている。
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