研究課題/領域番号 |
18K07782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
佐藤 知彦 弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (70587005)
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研究分担者 |
土岐 力 弘前大学, 医学研究科, 講師 (50195731)
金崎 里香 弘前大学, 医学研究科, 助教 (60722882)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 巨核球造血 / 巨核球系分化 |
研究成果の概要 |
巨核球造血においては、多くの転写因子が適切な段階で協調的に働くことが必要であるが、これら転写因子による制御機構は完全に解明されてはいない。本研究の目的は、血球分化との関連が報告されていない転写因子、IRX1の巨核球造血における機能を明らかにすることである。 IRX1を発現させた細胞では、細胞周期が停止し、巨核球系・赤芽球系特異的遺伝子の発現上昇が認められることを明らかにした。IRX1が血球分化に関連する転写因子であることがはじめて示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
白血病で遺伝子変異が認められた転写因子IRX1は、これまで血液疾患との関連はもとより、血液学の分野では全く注目されていなかった。今回の研究において、IRX1が血球分化に関わる転写因子であることをはじめて示したが、これは白血病の発症要因の解明にとどまらず、正常な血球分化のメカニズムの解明にも役立つことが予想され、血液学の発展に寄与するものと考えられる。
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