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新規高IgE症候群原因遺伝子によるアトピー性皮膚炎重症化のメカニズム解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K07791
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

和田 剛  徳島大学, 先端酵素学研究所(プロテオ), 特任助教 (80583418)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード高IgE症候群 / 皮膚炎 / 高IgE症候群
研究実績の概要

申請者たちはこれまでに、ヒトの免疫不全症の1つである高IgE症候群の主要原因遺伝子signal transducer and activator of transcription 3 (STAT3) を世界に先駆けて同定し、STAT3変異によるアトピー性皮膚炎重症化のメカニズムを明らかにした。しかし高IgE症候群の原因遺伝子は複数存在し、遺伝子毎に異なるメカニズムで病態が形成されることが考えられる。近年、当研究室では、高IgE症候群の3主徴を呈する患者において、既知の原因遺伝子とは異なる新たな原因遺伝子候補Xの変異を発見した。この原因遺伝子の変異がどのようなメカニズムで高IgE症候群患者における病態を引き起こすのか、特にアトピー性皮膚炎の重症化を引き起こすメカニズムを明らかにするために、この原因遺伝子候補Xの変異を持つ高IgE症候群モデルマウスを作製した。このマウスに、アトピー性皮膚炎モデル実験系として確立されているオキサゾロン反復塗布皮膚炎を惹起し、皮膚の炎症反応を組織病態学的解析や、フローサイトメトリー解析、ELISA法などにより評価した。その結果、高IgE症候群モデルマウスでは、野生型マウスに比べて皮膚炎惹起部位の皮膚の肥厚ならびに浸潤細胞数の増加などの免疫系の異常反応が起きていることが分かった。研究代表者の退職に伴い、本実験計画は廃止となるが、今後、さらなる研究を行い、高IgE症候群患者で認められるアトピー性皮膚炎の重症化メカニズムについて解析を行っていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 徳島大学先端酵素学研究所免疫アレルギー学分野

    • URL

      http://www.genome.tokushima-u.ac.jp/dmm/

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2019-12-27  

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