研究課題/領域番号 |
18K07806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 埼玉県立小児医療センター (臨床研究部) |
研究代表者 |
佐藤 智 埼玉県立小児医療センター (臨床研究部), 感染免疫科, 医長 (60385028)
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研究分担者 |
菅沼 栄介 埼玉県立小児医療センター (臨床研究部), 感染免疫科, 副部長 (60408010)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 皮膚筋炎 / 若年性皮膚筋炎 / 間質性肺炎 / MDA5 / 抗MDA5抗体 / 疾患モデル作成 / マクロファージ / サイトカイン |
研究成果の概要 |
急速進行性間質性肺炎を合併した若年性皮膚筋炎は、小児リウマチ性疾患の中で生命予後が悪い。方法;自己免疫性疾患マウスとしてMRL/MpJ lpr/lprを用いた。プリスタン、MDA5タンパクを使用。結果;プリスタン+rMDA5投与MRL/MpJ +/+マウスでは、肺胞内の出血が残存している。MRL/MpJ lpr/lprマウスでは、プリスタン+rMDA5投与では、炎症細胞も認めている。結語;MRL/MpJ lpr/lprマウスはコントロールマウスと比べ、プリスタン+rMDA5投与にて、肺胞内出血部において、肺胞隔壁の肥厚があり、炎症細胞浸潤が著明 であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではMDA5が肺組織において炎症を惹起、増悪させる因子働くことが推察された。炎症細胞の浸潤とともに肺組織の破壊が起こっている。一方で自己免疫応答の機序の検討は本研究では充分に行うことができていない。今後の課題と考える。 現在も抗MDA5抗体関連お皮膚筋炎、間質性肺炎の病態は解明されていないため本研究のデータをもとに更なる検討を行うことで病態の解明がさらに進み、治療に結びつく可能性がある。
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