研究課題/領域番号 |
18K07818
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
|
研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
丸尾 良浩 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80314160)
|
研究分担者 |
中原 小百合 滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (30599204)
柳 貴英 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (70418755)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 新生児高ビリルビン血症 / ビリルビン脳症 / ヒト化UGT1Aマウス / 新生児黄疸 / 各黄疸 / ビリルビンUDP-グルクロン酸転移酵素 / 核黄疸 / UGT1A1 / 神経発達 |
研究成果の概要 |
ヒトとサルの一部でしか見られない新生児高ビリルビン血症のモデルマウス(ヒト化UGT1Aマウス)を用い新生児期の高ビリルビン血症がマウスの脳の発達に及ぼす影響を組織学的に検討した。本米国カリフォルニア大学サンディエゴ校のTukey教授との共同研究であり、マウスも同大学で開発され日本に導入したもので新生児高ビリルビン血症のモデルを用いた組織学的研究は国内で唯一の研究となる。予想外にビリルビン脳症(核黄疸)を起こすマウスが多く、生き残ったマウスの脳神経組織の解析が進まなかったが核黄疸をきたしたマウスの脳組織の検討を行うことで各黄疸の発症機序を組織学的に検討することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒト化UGT1Aマウスの研究は、新生児高ビリルビン血症が人類の発達にどのように影響を及ぼしてきたかを明らかにできることと、新生児高ビリルビン血症にともなうビリルビン脳症(核黄疸)の発症を予防できる研究となる。特に、新生児黄疸を起こす動物がヒトとサルの一部であり、モデル動物がいなかったため、本研究は新たな知見を提供している。
|