研究課題/領域番号 |
18K07872
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
張田 豊 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (10451866)
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研究分担者 |
神田 祥一郎 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60632651)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 蛋白尿 / 尿細管 / Cubilin / Amnionless / アルブミン / NVL / 再吸収 / エンドサイトーシス / 近位尿細管 / 低分子蛋白尿 |
研究成果の概要 |
腎近位尿細管や腸管上皮ではCubilinとAmnionlessからなる膜蛋白複合体により低分子蛋白質が(再)吸収される。本研究では、Cubilin機能を制御する分子メカニズムの解明を目指した。検討の結果ア ルブミンとCubilinのC末端領域に結合すること、またその結合を介したエンドサイトーシス不全が蛋白尿の原因となることを明らかにした。核小体蛋白質のNVLがAmnionlessの細胞内領域に結合することがCubilinとそれに結合したアルブミンのエンドサイトーシスを制御するという新しい尿細管再吸収の分子メカニズムを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、尿細管における蛋白質の再吸収の新たな分子機序が明らかになった。蛋白尿は多くの腎疾患の発症進展において重要な役割を果たしており、そのメカニズムや治療標的を検討する上で重要な知見が得られた。
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