研究課題/領域番号 |
18K07876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高桑 徹也 京都大学, 医学研究科, 教授 (40244933)
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研究分担者 |
山田 重人 京都大学, 医学研究科, 教授 (80432384)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヒト胎児 / 画像データベース / MRI / 位相CT / 立体解剖データベース / 形態形成 / 胎児診断 |
研究成果の概要 |
ヒト胎児の発生について、発生段階ごとの正常な形態を知るために、京都大学が保有する胎児期初期(7-12週令)のヒト胎児標本群(京都コレクション)を解析対象とした。高解像度のMRI, CTを用いてこれら標本を撮像し、得られた立体情報を用いて、脳、聴覚器、呼吸器、消化管、腎臓等の主要臓器の正常形態を3次元可視化し、定量化を行い、新たな知見を得た。これら立体情報、立体画像、計測データのデータベースの作成をめざした。これらは、ヒト胎児形態形成のdynamicsを理解につながるとともに胎児診断の発展に貢献すると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒト胎児の各発生段階での正常な3次元形態については、まだ十分に確立されていない。本研究では、今後、胎児診断が進むであろう胎児期初期(7-12週齢)に相当する標本について、高解像度の撮像装置を用いて画像データを取得し、全身や主要臓器の正常形態を3次元可視化、定量化を行い、確立したデータベースの作成をめざした。得られたデータは、ヒト胎児形態形成のdynamicsを理解するとともに胎児診断の精度向上に貢献し、安定、安全な妊娠の維持のためのモニタリング、異常発生の高感度かつ早期発見に貢献する。
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