研究課題/領域番号 |
18K07912
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
田浦 直太 長崎大学, 病院(医学系), 准教授 (40380860)
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研究分担者 |
有馬 和彦 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (30423635)
山下 利佳 長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (50336179)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 慢性肝疾患 / サルコペニア / 地域連携ネットワーク / フレイル |
研究成果の概要 |
クレアチニン、cystatin C、および体重を使用して計算された筋肉量(CBMM)は、骨間筋肉量と相関しており慢性肝疾患におけるCBMMを使用することにより筋肉量の評価が可能であるか検討した。 対象は、肝障害のある症例(n = 303)とした。サルコペニアとCBMMについてROC曲線をもとにAUCを検討したところが女性で0.78504、男性で0.86067であった。サルコペニアに対するCBMMのカットオフ値は、女性で27.903(感度0.73958)、男性で39.731(感度0.7941)であった。CBMMは単純で低侵襲のスクリーニング方法であり、慢性肝疾患における骨格筋低下の指標となりうる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サルコペニアは慢性肝疾患の患者にとって有害な状態であるも、体の筋肉量の評価には高価な機器が必要となる。本研究では、慢性肝疾患における簡便なサルコペニアの判定方法について検討を行った。研究の結果サルコペニアに対し単純で低侵襲なスクリーニング法にて測定することが確立された。この測定方法が周知されるに伴い、気軽に測定が行われサルコペニアの早期発見が可能となり治療の早期介入が期待される。
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