研究課題
基盤研究(C)
好酸球性食道炎(EoE)の病態に関して研究を行い、以下の成果を得た。①IgE感作パターンによるフェノタイプが存在する。②無症候性食道好酸球浸潤はEoEと同様の炎症プロファイルを有する。③肥満と食道裂孔ヘルニアはEoEのリスクである。④バレット食道とEoEは負の相関関係にある。⑤逆流性食道炎の存在、スクリーニング目的、限局性EoEはPPI反応性と関連する。⑥ボノプラザンはPPIと同様の治療効果を認める。⑦好酸球性胃炎にみられるユニークな内視鏡所見が存在する。⑧システマティック・レビューによりEoEの症状に基づく診断アプローチと治療戦略を提案した。
指定難病である好酸球性食道の病態、診断、治療について検討した。特に本邦における本疾患の現況を解明できたことは、病態解明と今後の診療に寄与する。一部の研究成果は国際的にも通用するものであり、国内外の関連学会において高い評価を得ている。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
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