研究課題/領域番号 |
18K07926
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
近藤 純平 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (80624593)
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研究分担者 |
井上 正宏 京都大学, 医学研究科, 特定教授 (10342990)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大腸癌 / オルガノイド / 薬剤感受性 / バイオマーカー / 多様性 / BMP / MEK阻害 / 併用療法 / ERK阻害 / 3次元培養 / スクリーニング |
研究成果の概要 |
CTOSパネルを用いた感受性試験の結果、BMP阻害剤が新規治療薬候補となりうることを見出した。シグナル経路の評価の結果、BMP阻害剤の増殖抑制効果が弱い群ではBMPR/SMAD経路の恒常的な不活性状態や、BMPリガンドの自己分泌欠損などがみられた。BMP阻害剤感受性例では、BMP阻害によるMEK/ERK経路の抑制がみられた。BMP阻害剤と併用効果のある薬剤としては、cetuximabよりもMEK阻害剤において、より強い効果が認められた。In vitroのBMP阻害の効果と、マウス移植腫瘍を用いたin vivoでのBMP阻害剤/MEK阻害剤の併用効果には相関する傾向が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CTOSを用いた薬剤感受性アッセイ、移植腫瘍治療などにより、新規治療法の候補が導出された。またIn vitroでのCTOSを用いた感受性アッセイは、機能的バイオマーカーとして有用な可能性が示唆された。さらに、併用効果をもたらす分子機序およびバイオマーカー開発に向け、取得したデータの解析を継続することで、より有効な治療法や患者選択に繋がると期待される。
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