研究課題/領域番号 |
18K07951
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
森 義徳 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (80468248)
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研究分担者 |
久保田 英嗣 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30405188)
片岡 洋望 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40381785)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 消化管腫瘍 / 腫瘍溶解性ウイルス / レオウイルス / 大腸がん / reovirus / STING / 免疫療法 / 消化管がん / がん免疫療法 |
研究成果の概要 |
一般的にウイルスはヒトに感冒症状などの悪影響を及ぼすことが知られているが、一部特定のウイルスはがんに感染することにより、がんを縮小させることが分かっている。レオウイルスはがんを縮小させる効果を持つ腫瘍溶解性ウイルスである。その機序は感染による直接的な効果と、がん免疫の活性化による間接的な効果がある。本研究で我々はレオウイルスのがんに対する免疫学的な効果の機序を解析し、その治療効果を高める方法を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レオウイルスはがん治療薬として開発が進んでいるが、レオウイルス単独では治療効果が十分ではない。この理由として、レオウイルスが腫瘍免疫応答においてプラスとマイナスの両面を持つことが考えられている。本研究では細胞実験、動物実験により、これらの基礎的な機序を明らかにした。更に新規がん免疫治療薬との併用で、プラス面を補強し、マイナス面を減弱できることを解明した。本研究によりレオウイルスによるがん治療の更なる進展が期待される。
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