研究課題/領域番号 |
18K07975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
宮明 寿光 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (20437891)
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研究分担者 |
玉田 陽子 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (70393460)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 植物性ナノ粒子 / NAFLD / 生姜 / ナノ粒子 / 脂肪肝 / 植物由来ナノ粒子 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / shogaol |
研究成果の概要 |
各種植物の抽出エキスから、ショ糖密度勾配超遠心法を用いて、複数の分画を分離、回収した。それぞれの分画をナノ粒子トラッキング解析法を用いて粒子サイズ、量を解析し、これらの植物のnanoparticle分画を同定し、その量を明らかにした。生姜由来のナノ粒子が肝細胞株に取り込まれることを確認し、ナノ粒子が取り込まれた肝細胞株に飽和脂肪酸を添加し、脂肪摘が減少することを見いだした。 生姜由来ナノ粒子分画にはShogaolが含まれていることを見出した。続いてNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)モデルマウスにこの生姜由来のnanoparticleを投与したところ、体重減少効果、脂肪肝改善効果が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
NAFLDはメタボリック症候群の増加とともに我が国においても増加傾向となり、肝硬変、肝癌の主要な原因の1つである。一方、NAFLDの治療は生活習慣の指導となり、現在有効な薬剤はない。今回の研究では通常の生活で我々がよく食している生姜由来nanoparticleがShogaolを豊富にが有しており、NAFLDマウスモデルに対して脂肪肝改善効果や抗酸化作用を示すことを見出した。また生姜由来nanoparticleが経口投与により、効率的に肝細胞内に取り込まれることも分かった。
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