研究課題/領域番号 |
18K07989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
竹島 秀幸 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, ユニット長 (40432497)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エピジェネティクス / リキッドバイオプシー / がん治療 / エピジェネティック治療 / DNAメチル化 |
研究成果の概要 |
本研究では、『がん細胞内でメチル化されているゲノム領域(即ち、ヌクレオソームを形成している領域)は、血中遊離DNAとして安定に存在する』ことに着目して、脱メチル化をモニターする新規リキッドバイオプシーの開発を目的とした。胃がん細胞において高度にメチル化されており、脱メチル化剤治療後にメチル化レベルが大きく低下する遺伝子を959個同定した。これらのうち46個の遺伝子においてmRNA発現の回復が認められた。これらの遺伝子は、血中遊離DNAを用いた脱メチル化のモニターに応用できる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、脱メチル化剤治療の固形がんへの応用に向けた臨床試験が精力的に展開されている。本研究で得られた候補遺伝子は、固形がんにおける脱メチル化剤治療の効果モニターに応用できる可能性がある。このようなバイオマーカーを用いた脱メチル化の高感度なリキッドバイオプシーの確立は、固形がんに対する脱メチル化剤治療の臨床導入を加速すると考えられる。
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