研究課題/領域番号 |
18K08015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
坂本 直人 順天堂大学, 医学部, 客員准教授 (10420845)
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研究分担者 |
折茂 彰 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70275866)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | CAFs / 大腸癌 / 癌organoid / PDXs / PDXモデル / CMS4サブタイプ / 癌オルガノイド / 患者大腸癌 / 線維芽細胞 / 中間型上皮間葉移行 / PDX / CAFs / 癌促進ニッチ / 癌微小環境 |
研究成果の概要 |
申請者らは、癌細胞株が正常線維芽細胞にTGF-bシグナルを誘導し、癌促進性ニッチの代表的間質細胞である線維芽細胞(CAFs) への分化を促進することを見出した実績がある。しかしながら、CAFsニッチ形成に寄与した癌細胞由来の因子やその癌細胞自身の特性に関しては明らかではない。申請研究では、特定の癌細胞株を使用することなく、複数の大腸癌patient-derived tumor xenograft (PDX)や癌オルガノイドを樹立し、それぞれの癌促進性CAFsを誘導する能力を比較検討し、癌細胞とCAFsの相互作用を分子レベルで解明することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
癌塊内にCAFsが豊富に存在すると予後不良であることが疫学的調査により報告されている。しかしながら、癌細胞の悪性度とCAFsを癌塊内にリクルートしニッチを形成する能力の相関に関して、細胞および実験動物レベルでの研究報告は乏しい。申請研究の独創性はCAFsニッチを形成する能力が癌悪性化の1つの指標であることを大腸癌PDXsや癌organoidを使用し分子レベルで明らかにすることである。
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