研究課題/領域番号 |
18K08060
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
宮本 卓也 山形大学, 医学部, 客員研究員 (20447204)
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研究分担者 |
渡邉 哲 山形大学, 医学部, 准教授 (40359568)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腹部大動脈瘤 / 糖尿病 / ミッドカイン / vasa vasorum / Midkine / 大動脈瘤 / 血管新生パラドックス / midkine |
研究成果の概要 |
腹部大動脈瘤の発生、進展に糖尿病が与える影響を検討するために、アポE欠損マウスに対し、高脂肪食を与え、アンジオテンシンII (Ang II) (1000 ng/kg/min)を浸透圧ミニポンプにより4週間を皮下投与し腹部大動脈瘤モデルを作成した。大動脈瘤の瘤壁で、転写因子HIF-1αの発現が亢進していた。HIF-1αはミッドカインの発現を調節していることを知られている。これよりミッドカインの発現を検討したところ、やはり発現が亢進していた。 ミッドカインとアポE両欠損マウスを作成し、大動脈瘤の発症及び進展、vasa vasorum血管新生に与える影響を検討する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
画像診断の発展で、腹部大動脈瘤が偶発的に見つかることがあるが、しばしば無症候で進行し、突然死の原因となることがある。危険因子の多くは動脈硬化と共通するが、糖尿病は負の危険因子とされている。本研究では、糖尿病が腹部大動脈瘤の脆弱性に与える影響を検討することで、大動脈瘤の進展メカニズムを解明することを目指す。特に、大動脈壁を栄養する血管の血管vasa vasorumの機能に糖尿病による血管障害が与える影響を明らかにする。
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