研究課題/領域番号 |
18K08130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53030:呼吸器内科学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
榊原 純 (小西純) 北海道大学, 大学病院, 講師 (50374278)
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研究分担者 |
木下 一郎 北海道大学, 大学病院, 教授 (40343008)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 肺腺癌 / 肺扁平上皮癌 / 非小細胞肺癌 / 肺癌 / 組織系 / Numb / Numbの機能 |
研究成果の概要 |
NumbはNotchを抑制することが報告されているが肺癌のサブタイプ毎の機能については詳細なデーターは乏しい。今回の報告で肺腺癌においてNumbは癌細胞の腫瘍の増殖や遊走、浸潤を抑制し、逆に扁平上皮癌において腫瘍増殖、遊走、浸潤を促進することが示された。肺癌切除組織においてNumb高発現群は低発現群と比較して腺癌では予後が良好であり扁平上皮癌において予後への影響は乏しかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺癌においてNumbの機能は腺癌と扁平上皮癌において違うことが示されたことからサブタイプ別に今後の治療を検討していく必要性が示された。腺癌においては腫瘍抑制的に機能しNumb高発現は予後良好であったことから腺癌においてNumbは予後予測因子となる可能性が示された。また扁平上皮癌においてはNumbは腫瘍増殖に機能しておりNumbを標的とした治療開発は今後の肺癌治療において学術的にも社会的にも意義があると考えられた。
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