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超高感度尿中シェディング産物網羅的解析を応用した早期肺癌診断マーカーの探索研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K08148
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関宮崎大学

研究代表者

松元 信弘  宮崎大学, 医学部, 助教 (70418838)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード肺癌 / 扁平上皮癌 / シェディング / マーカー / 尿中蛋白断片 / シェディング産物 / 肺扁平上皮癌 / 診断マーカー / 癌特異的酵素活性 / 質量分析
研究成果の概要

本研究の目的は、発見が困難な根治可能な肺癌のうち、早期肺扁平上皮癌を対象に、尿中に存在するシェディング物質の網羅的解析によって新規の診断マーカーを探索することである。癌細胞に由来する過剰な酵素活性により異常切断を受けた断片(シェディング物質)を複数同定し、腫瘍マーカーとしての臨床的意義を解析した。扁平上皮癌患者と健常者の尿を用いて検討した結果、ROC-AUC > 0.6の基準を満たすマーカー候補を58種同定した。別に回収した肺扁平上皮癌の尿中シェディング物質を解析した結果、早期および進行期肺扁平上皮癌の両者で発現が亢進している蛋白質断片として、分子量約1800のシェディング物質Xが同定された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国における肺癌の死亡数は年間約7万人を超え、悪性腫瘍による死亡数の多くを占める。尿は最も簡便に得られる生体試料で、癌早期発見を目的とする検診の効率化には最適の検体である。非侵襲的に回収が可能な生体試料である尿を用いて、新規のがん検診法を確立することは、検診の受診促進に貢献できる。本研究で得られた成果を用いて、早期肺癌の検出技術の向上を目指す。

報告書

(3件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)

  • [産業財産権] 肺がんの検出方法2018

    • 発明者名
      国立大学法人宮崎大学・大阪大学、中里雅光、松元信弘、他
    • 権利者名
      国立大学法人宮崎大学・大阪大学、中里雅光、松元信弘、他
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2018
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 外国

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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