研究課題/領域番号 |
18K08169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53030:呼吸器内科学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田中 剛 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50456133)
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研究分担者 |
寺崎 泰弘 日本医科大学, 医学部, 准教授 (50332870)
三谷 明久 東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (90739137)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 肺癌 / 間質性肺炎 / 小型プロテオグリカン / OMD / PRELP / 肺線維症 / ブレオマイシン / 遺伝子改変マウス / 呼吸器疾患 |
研究成果の概要 |
オステオモジュリン Osteomodulin(OMD)およびProline/Arginine-rich end leucine-rich repeat protein (PRELP)はsmall leucine-rich proteoglycan(SLRP)familyに属する細胞外基質たんぱく質であるが、その機能はほどんど解明されていない。 本研究では、遺伝子改変マウスを用いたin vivo実験や細胞株を用いたin vitor実験により、主として肺癌や肺線維症の病態に着目しながら、これらの遺伝子の機能を解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本人死因の第1位は悪性新生物であり、部位別で肺癌は男性の第1位、女性の第2位である。肺癌死亡は経年的に増加しており、治療法の開発は進むものの、その対策は急務である。また、間質性肺炎、特に特発性肺線維症は、難治性の疾患である。病気の進行を抑制する抗線維化薬には一定の効果が認められるものの、一般的には慢性の経過で肺の線維化が進み、診断後の5年生存率は、20-40%とされる予後のきわめて不良な疾患である。肺線維症はその原因が特定できていないこともあり、病態の詳細な解明は、治療薬の開発のためにも喫緊の課題である。 本研究は、呼吸器疾患の病態の解明を目指すものである。
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