研究課題
基盤研究(C)
呼吸器疾患関連肺高血圧症(PH)の病態解析を目的とし、肺線維症関連PH動物モデル作成をラットを使用して様々な方法で試みた結果、ブレオマイシン気管内投与により作成した。肺線維化病変、肺高血圧重症度、右室負荷の程度を評価したが、線維化重症度とPH重症度との関連、血管病変の主座となるコンパートメントを確認するにはさらに多くの検体で引き続き検討を要すると考えられた。
近年、新しい血管拡張薬が次々に認可され肺動脈をターゲットとした肺動脈性肺高血圧症(PAH)の生存率は改善する傾向にあるが、依然として呼吸器疾患関連PHでは治療に抵抗性で予後が悪い症例が報告されている。今回の研究で作成したブレオマイシンによる肺線維症関連PH動物モデルを用いて呼吸器疾患と血管病変の解析により病態解析を発展させれば治療抵抗性症例の治療改善につながる可能性があると考えられる。
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