| 研究課題/領域番号 |
18K08198
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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| 研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
三島 英換 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (00706939)
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| 研究期間 (年度) |
2022-11-15 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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| キーワード | 慢性腎臓病 / 腸内細菌叢 / プリン代謝 / アデニン誘発腎不全 / 腸腎連関 / 尿毒素 / 過酸化脂質 / 酸化ストレス / 急性腎障害 / ビタミンK / フェロトーシス / キサンチンオキシダーゼ / Th17 / プリン体代謝 / 高尿酸血症 / 慢性腎不全 / 炎症 / メタボローム / インドキシル硫酸 / パラクレシル硫酸 |
| 研究開始時の研究の概要 |
腸内細菌由来が産生にかかわる代謝物群の腎臓に与える影響をin vitroおよびin vivoですすめる。in vitroモデルとしては腎臓由来培養細胞をin vivoモデルとしてはアデニン腎不全モデルマウスを使用する。これらの代謝物を投与し腎障害および細胞障害への影響を多面的に検討を行う。また、腸内細菌叢の有無はホストにおける尿酸を含むプリン体の代謝に影響することを明らかにしてきた。この知見を踏まえ、腸内細菌叢がプリン体代謝にどのように関わるかを、腎臓病マウスモデルの菌叢解析とメタボロミクス解析から検討をすすめる。
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| 研究成果の概要 |
腎臓病の進展には腸内細菌叢や腸管の機能である腸腎連関が提唱されている。したがって腸内環境及び腸内細菌叢を標的とした介入は、腎臓病の治療標的となる可能性が期待されている。本研究では腸腎連関の解明を目指し検討を行った。アデニン誘発性腎障害は、慢性腎臓病の動物モデルとして頻用されるモデルであるが、腸内細菌叢はプリン・アデニン代謝に関与することでアデニン誘発性腎障害の病態制御に関わることが明らかになった。特に、腸内細菌叢を有さない無菌マウスではIL17Aの発現量を含む腎臓内の炎症応答に変化が起きることや、プリン体代謝に関与する代謝遺伝子の発現変化によってアデニン誘発性腎障害を悪化させることがわかった。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腎臓病の進展には腸内細菌叢や腸管の機能である腸腎連関が提唱されている。したがって腸内環境及び腸内細菌叢を標的とした介入は、腎臓病の治療標的となる可能性が期待されている。特に慢性腎臓病は我が国の成人国民の1/6が罹患する国民病でもあり、その進展を予防する介入が望まれている。本研究では腸腎連関の解明を目指し検討を行い、腸内細菌叢の有無は腎臓病の病態に免疫応答や代謝酵素の発現を介して関与することがわかった。今後、腸腎連関のさらなる解明による慢性腎臓病の新しい治療アプローチが開発されていくことが期待される。
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