研究課題/領域番号 |
18K08202
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
若杉 三奈子 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (10584782)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 二次分析 / 集計表 / 既存データ / 構造方程式モデリング / 政策 / 阻害要因 / 見える化 |
研究成果の概要 |
二次分析とは既存データ(二次データ)を利用して分析を行った研究のことをいい、二次データとは研究者本人以外が収集したデータのことをいう。世の中には、政府統計や学会が行っている調査集計など様々な集計表が公表されており、これらを組み合わせて二次分析を行うことで集計表だけではわからなかった新たな知見が得られる。しかし、集計表を用いた解析の教科書は存在せず、論文化も少ない。そこで本研究では、集計表を用いた二次分析研究を実践し論文化することで、その具体的な手法や論文化までの阻害要因や対策を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で、公表されている集計表を用いた二次分析研究を実践し、合計11本の論文(英文原著7本、和文原著3本、和文総説1本)として公表したことで、具体的な手法を誰もが知ることができ、手法を用いて二次分析研究を実践することが可能になった点は学術的意義と言える。ただ、この点はもう少し深められる余地があるため、引き続き公表されている集計表を用いた二次分析研究を実践し、新たな手法の考案や改善を続けていきたい。 本研究で公表した解析手法により、集計表だけではわからなかった新たな知見、すなわち、国や地域レベルでの現状が「見える化」され、政策や医療現場に役立てることができる点は、社会的意義と言える。
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