研究課題/領域番号 |
18K08240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
臧 黎清 三重大学, 地域イノベーション学研究科, 助教 (10437105)
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研究分担者 |
島田 康人 三重大学, 医学系研究科, 講師 (40378427)
齊藤 成 藤田医科大学, 医学部, 講師 (10456444)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 糖尿病性腎症 / 2型糖尿病 / ゼブラフィッシュ / モデル動物 / メカニズム解析 / 治療標的遺伝子 / 治療遺伝子 / 腎機能 / 2型糖尿病 / タンパク尿 |
研究成果の概要 |
糖尿病性腎症は末期腎不全の第1位の原因疾患であり、2型糖尿病患者の生命予後を左右する。糖尿病性腎症を克服するには、発症分子機構の解明と治療標的遺伝子の探索が不可欠である。我々は、ゼブラフィッシュを用いた2型糖尿病性腎症モデルの開発を行い、持続する高血糖状態、漏れ続けるタンパク尿と腎臓糸球体の病変が確認され、世界で初めて糖尿病性腎症モデルゼブラフィッシュの構築が成功した。さらに、RNA-seqによるトランスクリプトーム解析を行った結果、糖尿病性腎症の発症並びに治療に関連する遺伝子群を抽出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病性腎症は、高血糖状態の長期化により引き起こされる2型糖尿病の合併症であり、末期腎不全患者の生命予後を左右するが、現時点では完治することができない。本研究は2型糖尿病性腎症ゼブラフィッシュモデルの構築が成功し、糖尿病性腎症の発症及び治癒関連遺伝子候補群を同定した。ヒト腎疾患新規治療法・ゲノム創薬のツールとしてのターゲットを提案し、将来の慢性腎疾患に対する治療薬の開発に向けての貢献が期待できる。
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