研究課題/領域番号 |
18K08286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
会津 隆幸 弘前大学, 医学研究科, 客員研究員 (00400135)
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研究分担者 |
松崎 康司 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (50322946)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 水疱性類天疱瘡 / BP230 / 自己抗体 / 表皮水疱症 / BP230-KOマウス / 細胞接着タンパク / BP230-KOマウス / ヘミデスモゾーム |
研究成果の概要 |
水疱性類天疱瘡は、表皮細胞ヘミデスモゾームに対する自己免疫性水疱症である。主要免疫原であるBP180のNC16Aの他に、BP230に対する自己抗体が認識されることがある。しかし、その詳細な作用機序は不明である。本研究では、BP230欠損マウスを用い、BP230タンパクの創傷治癒過程における役割を解析した。また、抗BP230抗体を作成、皮膚において表皮下水疱形成の働きがあることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
BP230を標的とした表皮水疱症の疾患モデルマウスは存在せず、皮膚ヘミデスモゾームにおけるBP230の役割を明らかにすることができ、また水疱性類天疱瘡の発症機序とその病態を解明することができた。既存の治療に難渋するBP患者への新規治療法確立への道標となりうる。
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