研究課題/領域番号 |
18K08300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中原 剛士 九州大学, 医学研究院, 准教授 (40529848)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 乾癬 / エンドセリンー1 / 樹状細胞 / エンドセリン-1 / エンドセリンー1 / アトピー性皮膚炎 / サイトカイン |
研究成果の概要 |
エンドセリン-1の乾癬表皮への発現、樹状細胞を活性化しTh1, Th17/22を活性化させるという以前の報告を踏まえて、イミキモド誘導性乾癬モデルマウスにエンドセリン受容体拮抗薬外用を行った。結果は、予防的ではあるが、皮疹の発現、病理学的変化、局所のサイトカイン発現が抑制された。その機序として、エンドセリン受容体拮抗薬外用が、リンパ節における樹状細胞の活性化を抑制し、T細胞からのサイトカイン産生を抑制していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在乾癬の外用治療はステロイド外用薬が中心であり、どうしても長期外用にて局所的ではあるが皮膚萎縮などの副作用が出現しうる。そこで、異なる機序の外用薬を開発することで、治療効果向上に加えて、副作用の軽減も期待できる。今回エンドセリン-1という新たなターゲットの外用治療が病態を改善しうることが示され、より治療選択肢が拡がる可能性が示された。
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